カスタムメイド非破壊検査とはトレーサビリティシステム /選果システム
トレーサビリティシステム/選果システム
「選果システム」とは、対象となる青果物の選別から出荷・集計・在庫管理までを一括管理します。製品の生産や流通の過程を追跡・監視・確認する「トレーサビリティ・システム」の一種です。
弊社は、画像処理技術を中心に、各装置の制御やデータ処理に関わる技術を駆使して選別作業のオートメーション化を図ります。弊社のシステムは幅広く農作物のトレーサビリティに対応しており、全国約180カ所以上の納入実績があります。
エヌアイシーの選果・選別トレーサビリティシステム
- 荷受け処理
- 荷受け時に荷⼝情報をシステムに取り込んでいきます。
- 手入力やバーコード等を使用して登録します
- 画像処理
- 全体の⾊や傷、⼤きさや形状を⾃動で計測します。
- 目視検査やカメラによる計測結果から、事前に設定した仕分条件に従い、60m/分で移動する青果物を各排出口へ仕分けします。
- 制御、集計
- カメラによる測定結果から、事前設定した仕分け条件に沿って各排出⼝へ仕分けしていきます。
- 丸パン式、ランダムソーター式など様々な搬送コンベアに対応します。
- 製品管理
- 複数あるストレージラインを制御し、製品を格納する棚ごとに分けて収納します。
- データベースを導入し、選別データの蓄積、解析、トレーサビリティ機能を実現します。
- 出荷
- システムと連動し、該当のトラックへの積み込みまで可能となっています。
- 複数あるストレージラインに対して製品毎に分けて収納。スピーディに出庫を行い、トラックに積み込みます。

制御、集計にはデータベースを導入
弊社では、農作物や製品の製造で扱う検査・品質管理データやトレーサビリティーデータの集計・蓄積・データベース化に取り組んでいます。膨大なデータの取り扱いにあたっては、能力増強やセキュリティ対策がしやすいクラウドサービスでの運用を想定しており、これにより複数の現場のデータを統合し、ユーザーはオンライン上でのデータ活用を可能とするほか、導入コストや検討工数を削減します。